やる気/Zero

タイトルそのまんまである。

就職活動に卒論、やらなくてはならないことは分かっているのに動けない。何となく理由はわかる、どこから手を付けたらいいかわからないのと、並行作業が苦手なのとがそれだ。嫌になる。私は小さいころから予定を立てるのが苦手だった。過干渉な母親は私の数センチ隣で、私が予定を立てられないのをなじり無理やりスケジュール表に向かわせたが、完成したのは最初から最後まで母親が考え、自分の娘に最適だと思った予定表であった。そういうわけで私は未だに予定の立て方、スケジュールの組み立て方がさっぱりわからない。ついでに言うと、夜遅くまで怒られながら予定表を作った記憶がよみがえってきてカレンダーを見るのさえ嫌いだ。みんなどうしてこうも先のことを具体的に想像して組み立てられるのだろう。

しかしやらなければならないことは待ってくれないので、しぶしぶ机に向かい、エントリーシートを作成したり企業説明会の予約をしたりするのだが、今度は他のことが気になって仕方がない。卒論の書き方も教えられていないのに、春休み明けに卒論の進捗を見せろだなんて教授もひどい人だ。生徒のことを思って早め早めに取りかからせてくれるのだろうが、私はまだ白紙に近いワードの画面を前に呆然としている。書き始めも体裁も分からない。もう何をしていいかさえ分からない。だから並行作業は嫌いだ。いくつか優先順位の近い課題があると一つをこなす間にもう片方が気になって手が進まなくなってしまう。こんなことではきっと社会とやらに出て行ってもすぐに駄目になってしまうのに。

今日も何にも進まないまま、時間だけが確実に過ぎてゆく。ああ。